環境マネジメント

ロジスティードグループは、持続可能な社会の実現に貢献するため、環境課題への対応を経営の重要課題と認識し、環境マネジメント体制を整備し、グループ全体で環境価値の向上に取り組んでいます。
環境管理体制
環境管理体制図
当社グループは、1992年8月に環境専任部署を設置して以来、環境負荷低減を進め、現在はグローバルな"環境に配慮した事業運営"に向け、グループで一体となった活動を展開しています。
当社グループ環境担当の執行役員を責任者とする経営戦略本部サステナビリティ推進部が、取締役会および執行役員会議の監督のもと、環境経営全般の実務の責任を負うとともに、グループ全体を統括しています。

外部機関との協働・連携
当社グループは、一般社団法人日本物流団体連合会(以下、物流連)の会員企業として、理事に就任し団体の幹部の役割を担っているほか、物流連の環境委員会の委員を務め、気候変動問題を含む環境対策の意見提示等により、物流連の活動を支援しています。
物流連は、物流業界の気候変動対策を含む環境対策を主導し、業界を代表して行政への働きかけや物流業界の課題であるモーダルシフトの拡大の基盤づくり等の活動を展開している団体です。
環境管理強化の取り組み
当社グループでは、事業プロセスにおける脱炭素の実現をめざし、エコカーや省エネ機器の積極的な導入を通じて、事業で発生する環境負荷の低減に取り組んでいます。国内・海外グループ全体のエネルギー使用量は約7割が燃料、約3割が電気の使用であり、省エネ・温暖化対策として以下を進めています。
環境意識の向上
環境eラーニングでの学習
環境eラーニングを、国内および海外の従業員を対象に毎年実施し、地球温暖化防止、資源循環、生態系保全などについての理解促進を図っています。
管理システムの活用
現在活用している管理システムは、以下の通りです。
| システム名 | 導入目的 | 導入拠点数/ ()内:導入比率※ 2026年3月末時点 |
|---|---|---|
| 産業廃棄物管理システム |
廃棄物処理法に基づくマニフェスト管理 操作性・効率性を重視した全面リニューアルによる廃棄物等排出物の管理レベル向上 |
288拠点(100%) |
| 環境負荷調査システム |
省エネ法等に基づく電気・燃料等エネルギー使用量の調査 入力・集計業務改善による環境負荷データの精度向上 |
391拠点(100%) |
| 車両管理システム |
省エネ法、NOx・PM法等に基づく車両燃料使用量、走行距離、登録情報の管理 操作性・機能改善による車両管理レベルの向上 |
547拠点(100%) |
| 海外・CO2排出量管理システム |
GRI Standard等に基づく電気・燃料等エネルギー使用量の管理 入力・集計業務改善による環境負荷データの精度向上 |
388拠点(100%) |
サプライチェーン全体でのCO2排出量削減に向けた取り組み
サプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)の削減目標設定に向け、2022年度から、海外グループ会社のCO2排出量の実態調査や、より精度の高い排出量の算出・可視化システムの構築等に取り組んでいます。海外においても、スコープ1およびスコープ2について、導入済みのCO2排出量可視化システムを用いて、2025年度も国内同様にCO2排出量を月次集計しました。また、スコープ3についても算出スキームを確立のうえ算出しています。
継続的な研修・会議の実施による管理レベルの向上
各種研修や会議を通じて、環境管理レベルの向上を図っています。
環境管理レベルの維持・向上を目的とした研修
環境に関する研修を継続的に実施することで、環境管理レベルの維持・向上に努めています。
- a. 廃棄物管理担当者研修
- 廃棄物管理担当者を対象に、法令規定に適合した処理などの確実な推進を目的とした研修を継続的に実施し、廃棄物などの適正管理と再資源化率向上につなげています。
- b. 環境管理業務研修
- 新入社員、新任係長・課長を対象に環境教育を継続的に実施し、環境意識の醸成を図っています。
2025年度は、SDGsやESG投資に関する社会の潮流や企業への期待の高まりへの理解や、脱炭素に向けた事業活動への理解と各事業所での具体的な活動事例の共有に重点をおいた教育を実施しました。
環境推進会議の開催
国内外で環境情報を共有し、環境意識と管理レベルの向上に努めています。
| 環境会議開催回数 (2025年度) |
国内:環境推進会議 2回 |
|---|---|
| 海外:環境責任者会議 2回 |
社内環境監査の実施
環境コンプライアンス違反の未然防止や早期是正、管理レベルの向上を目的として、拠点毎に原則3年に1回社内監査を実施しています。
| 社内監査実施拠点数 (国内:2025年度) |
114拠点 |
|---|
第三者認証への取り組み
当社グループでは、第三者認証の取得を進めており、現在、ロジスティードのサステナビリティ推進部では「エコステージ」の認証を取得しています。2017年度より、ISO14001と同水準である「エコステージ2」へと認証のレベルを向上させ、環境マネジメントシステムを全社に横展開することで、グループ全体での環境管理レベルの向上に努めています。2019年度には、グループ会社であるロジスティード中部においても独自に「エコステージ2」の認証を取得し、継続的に更新しています。
対象範囲:ロジスティード、国内グループ会社
| エコステージ2の適用範囲 |
|---|
| 474拠点 (2026年3月末時点の国内の全拠点) |

エコステージ2認定証
CO2排出量データの第三者保証
2025年度は、2024年度の温室効果ガス(GHG)排出量について、国内スコ-プ1、2、3および海外のスコープ1、2を対象に、保証機関LRQAリミテッドの審査によるISO14064-3:2019を基準とした第三者保証を取得しました。今後も第三者保証を継続的に受けることで算出値の信頼性の確保に取り組んでいきます。
2024年度 温室効果ガス排出量に関する第三者検証保証書(PDF形式、616kバイト)
環境コンプライアンス
環境関連法令の違反
2025年度のロジスティードにおける環境法規則の違反件数は0件でした。